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倉庫の『お片付け』

悪霊だった少年は目を伏せ、呟いた。

「そうだ、僕だって誰かに認めてもらいたかったんだ……」

彼のまとっていた暗いオーラ、いや、彼の姿が、ふっと消え失せる。
周りで解放された幽霊たちの歓声が響いた。

輪廻転生のために昇天していった幽霊たちの去ったあとの倉庫は特に物が散らばっていることもなく、物品の片付けは直ぐに済むことだろう。
無事に片付けを済ませたら、依頼は完了だ。

【悪霊昇天END】