No.229, No.228, No.227, No.226, No.225, No.224, No.2237件]

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絡繰異聞の本編5話目について
本編中、最も治安の悪い話(作者の独断)。
政府や自治体の公的勢力はどうしても初動がね、ということで、龍神警備会社が救助活動に出ること多々なのは、『慣れた手つき』からも察せられるかもしれません。
貧富の差を拡大させて治安を悪化させる程度には、この世界の政府は無能のようですしね。
上の指示がなければ、下が勝手に動くわけにもいかず。
そして余裕がなければクレーマーも増える……。

話の後半では、ついに奏音が見つかってますね。
どうやら被っていたカツラは何処かへ飛んでしまって、目立つ髪の色が耀夜の目に入った様子。
何処ぞの御曹司にそっくりらしいけれど、何せ治安の悪い世界でそんな大物が一般市民の多い商業施設に護衛の1人も連れず行く訳がない。
しかもそもそも性別が違う。
何やら厄介の雰囲気ですね?

まあ、今から更に騒動にするって、最後に書かれてますけどね!

以下、前日譚・本編履修済み前提語り

勿論ここで語るのは有楽部家の闇以外にないでしょう!!!

古くからの名門、有楽部一族の作者的ネーミング由来は、『裏』『占』(そして表向きには楽)を『司る一族』で有楽部です。
ネーミングからして、既に黒さが滲み出ています。

さて、前回の語りで奏音の前の名前が『闇呪』だと書きました。
これは前日譚でも書かれている事実です。

そして今回、今の有楽部の若き御曹司が『光希』だと判明しました。
しかも、どうやら奏音、もとい『闇呪』とそっくりらしいですね?

前日譚にてハッキリ明言されています、この2人は一卵性双生児です。
一卵性双生児のハズなのに性別が違う件については前日譚で語られているので割愛するとして、双子にこんな対比的な名前をつけちゃう親のセンスよ!!

なお、奏音は、闇呪の頃から戸籍登録されていません。
璃音もその点は怪しい。孤児だし。
天音ってぃだけは、元々戸籍あったと思うけど、死亡扱いですね。
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#絡繰異聞
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絡繰異聞の本編4話目について
4話目は場面転換して、騒動に巻き込まれる側。
そう、あらすじの中で奏音を拾うとされる耀夜の登場シーンです。

潔く即断即決な性格の社長と、影のように寄り添い支える護衛(警備会社なので警備員表記)。
後はスパイス程度に、治安の悪そうな世界観を匂わせつつ。
警備会社が文字通りの意味を成していない世界(どちらかと言えば武装できる勢力的な意味合い)の中で、果たして龍神警備会社の立ち位置は……?

以下、絡繰異聞本編・前日譚履修済み前提語り

めっちゃ多方面から慕われる我らが耀夜さんなんですが、この登場シーンではそこまで表現されていない感じ。
物語が進むとね、部下からのみならず、奏音の心を開き風薫にも姉と言われ、多分璃音にも感謝されているので、あーモテモテーって思うんですけどね。

そう言えば、本編中で語られていないこととして奏音の普段のハンドルネーム『アンジェ』の由来。
前日譚では明らかになっている奏音の元の名前、『闇呪(あんじゅ)』を元に、『堕天使(英語でFallen angel)』璃音にあやかってアンジェです。
本編開始時点では奏音は自身の名(奏音)を璃音、天音からの贈り物としてとても大切にしており、大嫌いな人間たちなんかに触れさせてたまるか、という思いが強いです。
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#絡繰異聞
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絡繰異聞の本編2話目について
騒々しい絡繰師の日常回。
1話目の予告通り騒ぎが発生しているし、奏音と天音についての掘り下げもされています。

天音が勝手に暴れるので、奏音は一般人に天音の行動を警告しつつ(破壊テロとして避難を促している)、その姿を隠蔽しつつ、更に鎮圧に掛からないといけないという、しっちゃかめっちゃかっぷり。
なのに、何だかんだでそれが可能である。しかも天音の行動を読み取っている。
おやおや奏音やべーな?というところで、早速明かされる闇深そうな奏音の生い立ち、更に人間で『あった』という不穏なワード!!

と、いうわけで、明日は解説回みたいなものだろうなという予感を残しながらの引きとなります。

以下、前日譚や本編履修済みの方向け語り

まあ天音ってぃが暴走している背景については昨日も語ったので良いかなと思うのですが、奏音について。

前日譚を履修した方ならご存知のことですが、奏音は元々古くから続く名家の出身。
ところがとある身体的欠陥により、散々双子の弟の影武者として自我をすり潰されたあと、廃棄を言い渡されます。
お世話係たちの意地で生きて逃がされたものの、後からバレて、『処分』(全年齢向けなのでボカされた表現)の憂き目に遭った、不憫すぎるヒロインです。
この古くから続く名家、奏音をあっさり処分しようとするところからも察せられると思いますが、まあ非常に『腐った』一面があるわけで、それを散々目撃し、捨てられ、命の危機にもあった奏音が人間不信を拗らせるのは、仕方ないかなって。

そんな奏音が璃音や天音には不信を抱かないのは、拾われた、救われたという経緯と、『いざとなればハッキングできる』という安心感からです。
うん、すごい拗らせっぷりですね。
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#絡繰異聞
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絡繰異聞の本編1話目について
言うてネタバレになるほどのネタもまだ明確にされていないプロローグ。
さあ今から騒ぎが起きるぞ!という、予告みたいな話です。

一方で、世界観を仄めかす単語は幾つか出てきますね。
電脳世界を巡回するとか、特定のプログラム(内容は後日連載話で判明しますが、『騒動の火付け人』に関わるのはこの話だけでも読み取れるかも)を遠隔で監視しているとか。
どうやら奏音は、『本業』の関係でハッキングが得意なようですね?

璃音をわざわざ『美少年』と書いているのは、わざとです。
奏音がカツラを被って外出する理由とか、璃音が『美』少年な理由は前日譚の方が詳しいですが、本編リメイクする機会がまたあれば、もっと印象付けたいところですね。

以下、前日譚もしくは本編履修済みの方向け語り

前日譚、または本編履修済みならご存知と思われますが、奏音は精神プログラムにバグを抱えた天音の暴走を予防するために作られたハッキング特化の機械人形。
天才マッドサイエンティスト天音ってぃには繊細な芸術家としての一面があり、彼の手による機械人形たちは皆、生前の面影を残しつつも、美形です。

生前の奏音は生家から『処分』されており、よって奏音は非常に人間不信。生家の目を恐れて、外出時は軽く変装しています。

『美』少年と書かれている璃音も、当然天音ってぃの犠牲者です。
消去法的に彼が『夜空に紛れる暗躍者』となります。
そりゃそうか。瑠璃色の見た目で昼の空は目立つでしょう。

精神『プログラムにバグを抱えた』天音ってぃ自身も、既に対外的には故人です。
彼が暴走すると、主に衝動に任せてあちこちを破壊してしまう訳ですが、前日譚では何となくそうであろうと匂わせる描写があります。
『世界は、壁一枚隔てた向こう側に在り』、天音ってぃはそこに参加したくて壁を『壊したい』のです。
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#絡繰異聞
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 そう言えば昨日は奏音もガリガリしたのに、載せるの忘れてた!
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 昨日に引き続き、天音ってぃをガリガリしました。
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 ノリと勢いでカクヨムさん、小説家になろうさんに #絡繰異聞 本編を掲載することに決めたらちょうど良く3日間カウントダウンできそうだったので、調子乗って璃音をガリガリした図。
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2024年12月26日(木) 20時13分13秒〔14時間前〕